照明計画。明かりのこと。
もう10年ほど前にパリに行ったときに凄く印象的だったこと。
カーテンをつけない文化なのか、バスの車窓から見えるアパルトマンの
それぞれの部屋の照明が素敵で♡
部屋ごとに個性のある照明で、オレンジの灯りがとっても雰囲気良くて。
あの部屋にはどんな人が住んでいるのかな、、思いを巡らせとても楽しかったです。
あの景色を見て以来、私はインテリアの中でも照明が大好きです。
家を建てる時、吹き抜けからリビングに明るさがいっぱい届くよう、
吹き抜けに大きな窓をつけました。
(予算の都合で特注は諦め、既存のサイズで一番大きいものを(>_<))
日光だけではなく、綺麗な月や雲の動き、青空、、
晴れた日は朝から15時頃まで電気を点けずに過ごせます。
我が家の2階は、リビング+ダイニング+キッチン。
2階にはペンダントライト、ダウンライト、スポットライト、シャンデリア、など9種類の照明があって、日が暮れはじめてから夕方、夜、子どもが寝静まった後、寝る前のリラックスタイム…だいたい7パターンくらい、点ける照明を変えながら過ごします。
料理をする時のオンタイムの灯りは私の一番のオンタイム!なので、天井のダウンライトもつけて一番の明るさ。キッチン仕事を終えるとダウンライトを消して3つ吊るしてあるペンダントだけに。ひと仕事終えたなー、、という気分になります。
家族で食卓を囲むダイニングの照明は気軽に変えられるようにプチプラなIKEAで。
ダイニングテーブル上のペンダントライトは、季節や気分によって照明器具を家族で選びに行きます。照明器具は簡単にガラッと雰囲気が変えられるので子どもにも分かりやすく楽しめます。
ほかにも、子どもも一緒にのんびりテレビでもみながら過ごす時の灯り、
子どもが寝静まった後にお酒を楽しむ時の灯り。読書灯。アロマランプの間接照明。
どんな時間を過ごしたいのか、それにはどんな明かりがふさわしいのか…
ふと考えるクセがついて、自然と選ぶようになると楽しいです。
昔、大学の授業で、全部を明るく照らしたいのは日本人、ヨーロッパでは 自分の行動に適した灯りを選んで必要な明るさだけで過ごしている…と先生が話していました。
素敵だなーと思って、そしてパリで実際目にしたパルトマンの明かりの楽しさ。
そんな憧れを思いながら照明計画をして家を建て、ここに暮らして5年ほど。
わが家では気持ちや場面を切り替えるスイッチになっているのは間違いなく 照明。
照明って面白いです。
ちなみに、我が家では予算を抑えるために、照明類は全部自分で注文して購入したものを持ち込み、、という形で家を建てました。3階分ぜんぶ。凄い数。とっても大変だったけど節約できたはず!
楽天ポイントもたまるしお得でした。
階段はフットライトのみです。明るいの?ってよく聞かれるのですが、明るさは十分。